平成22年9月17日  中国が尖閣諸島への不法侵入

日本本来の領土である尖閣諸島周辺で起きた海上保安庁巡視船と中国漁船との衝突事件で中国側は日本側に対して悪質ないやがらせを行っています。中国政府は東シナ海周辺で軍事力をちらつかせた実行支配による既成事実の績み重ねで中国領土・領海としようとしています。
尖閣諸島は日本が1895年他の国が領有した形跡がないことを確認し日本国が領土に編入したもので、無論中国が領土とLた形跡は一度もない島であります。
今回の事件は、日本領土内の問題であるので、ここは日本政府菅内閣も中国政府に対して毅然とした態度で、日本の法律に基づいて粛々と処理することを強く望んでいる一人です。

本日のニュースステーション報道番組で星とかいう解説者が「中国にも国内でいろいろな問題があるのでしょうね。世論とかネットでの書き込みなどで中国政府も強行に行かざるを得ないんでしょうねえ。ここは大目に見てあげたら・・・」とか言っていました。私はこれを聞いて「この人、日本人?」とあきれ返りました。日本の領海内に侵犯して不法に航行を繰り返し操業している多くの中国漁船を、そして日本領海上に大きな杭を打ち込み、資源開発をしている中国政府のやり方に憤りを感じないのか不思議でなりません。

そういえば先日、朝日新聞でも「日本と中国の間で紛争中の尖関諸島・・・」というような書き出しがありましたし、あの蓮坊行政刷新担当国務大臣もそのような間違った発言をしたとのことですが、もっての他です。
中国が日本の主権を侵しているのです。自衛隊を出勤してでも取り締まる筋のものです。
それで中国と戦争になっても仕方ない位の毅然とした態度が必要ではありませんか?
日本も独自で中国の試掘拠点「白樺」のお隣に坑を打ち資源開発拠点を作るくらいのことを何故しないのでしょうか?
幸いにもアメリカ政府は「尖闇諸島も日本の施政下にあり日米安全保障条約の適用対象との明解な見解を取って、有事の際は米軍が対処することを示唆し中国政府を牽制している」とのことです。
そもそも特に中国との間では、『善意外交』は存在しません。たとえそれが理不尽で論理性に欠けていても、国益を守ろう、あるいは拡大しようと考えている国なのです。

中国は有史以来『陰謀と裏切り』の歴史であり、「騙した者より騙された者が悪い」「人を見たら泥棒と思え。」と教育されてきた国です。

私どもの会社でも十数年前に中国に合併加工工場を建設しましたが、初期投資のみで後はその工場での製品買取りに徹しました。そのためジョイントベンチャーは成功しませんでしたが、被害は最小化して撤退しました。

菅首相は、まず国益を守ることを最優先して欲しい。わが国民も一人ひとりがもっとこのことについて関心をもって欲しいものです。わが国の中国に対する対応には、私は以前からイライラしている一人です。
こうした煮え切らない日本の外交や国民意識に警鐘を鳴らしているのが桜井よし子さんであり、古森義久さん達であります。

読んでいただきたい本があります。


  古森義久 著 『主張せよ日本』  
  日本はなぜもっと明確に、自国の主張を表明しないのか!
アメリカに向けての世論形成が全世界の世論になっていく現実。
チベットを中国領土化の後、今なお続くチベット民族弾圧。
中国への批判的な行動を一切しない日本。
中国が目指すアメリカとの太平洋分割管理案。
中国の日本併合案。
領海や領土の野心のためには国際法を無視して軍事力の行使も辞せず。
日中対決による自国側ナショナリズムの高揚で、内政の難題から関心をそらす。
東シナ海は対日戦略の道具


等などです。


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