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地球温暖化と木材 木づかいで地球を救え!〔ムービー〕



地球が悲鳴を上げている
● 人類が石油などを燃やし続けている結果、大気中に二酸化炭素が溜まります。 その炭酸ガスが温室のガラスの役目をし、21世紀中には、地球上の気温は3度上昇、そして海面は1m上昇します。 その結果、世界の農業は壊滅的な打撃を受け、南太平洋の島々や開発途上国の沿岸地帯も陥没湿地化するといわれています。
すでに、気温上昇により極地付近での氷河の融解や海水の膨張で海面が上昇、気候の急激な変化による異常気象の発生、それに伴う生態系の変化、環境の悪化などの現象が現れています。
南洋の島国に見られる海水による島の浸食や、大陸における大型台風や局地的異常寒波の発生なども地球温暖化の影響が出ていると見られています。

● その対策として、1997年2月京都で開催された地球温暖化防止京都会議において、参加各国は、排出量の削減を約束し、温室効果ガスの排出量の削減量を1990年当時の気候の環境を基準として2012年までに日本は6%、アメリカは7%、EUは8%削減することになりました。

世界全体のCo2排出量(2005年)
世界のCo2排出量合計 271億トン(二酸化炭素換算)
アメリカ 21.4% ロシア 5.7%
中国 18.8% 日本 4.5%
EU旧15カ国 12.0% インド 4.2%
 ドイツ 3.0% カナダ 2.0%
 イギリス 2.0% 韓国 1.7%
 イタリア 1.7% メキシコ 1.4%
 フランス 1.4% オーストラリア 1.4%
 EUその他 4.0% インドネシア 1.3%
※EU15ケ国は、COP3(京都会議)
 開催時点での加盟国数
その他 25.6%
出典
IEA Co2 Emissions from Fuel Combustion 2007 Edition より環境省作成

  その後の動きとしてアメリカでは、ブッシュ大統領がこの約束を果たせない旨を表明しましたが、環境への関心は、アメリカ国民の間で広がりを見せつつあります。
ヨーロッパの各国では排出量の削減を促す為、排出した二酸化炭素の量に応じて税をかけはじめています。

● そのような現状の中で世界各国で、二酸化炭素の削減のためにさまざまな方法が考えられ、あらゆる研究開発がすすめられています。
二酸化炭素を増大させる化石燃料から、より排出量が少ない原子力利用や天然ガス利用に転換する、太陽電池や風力発電など自然のエネルギーを利用する等々です。
一方、発生してしまった二酸化炭素を大気中に放出しないようにする技術、さらに放出されてしまった大気中から回収する固定化技術の研究も進められています。その最大のものとしては、地球上の森林の健全な育成があります。全陸地の森林面積を拡大していくことは、地球上の二酸化炭素の減少に大きく貢献する事となるからです。 木のイメージ



木材は炭酸ガスの固まり
● 二酸化炭素を吸収する最大のものは森林です。 木は、空気中の二酸化炭素を吸収し、水と太陽エネルギーでいわゆる光合成を行い、空気中に酸素を出し、根や幹や葉を作り木材となる大きさまで成長します。
木材となった状態の絶乾重量(重量変化がなくなるまで乾燥した状態の重量)の約50%は炭素で、これは大気中から44/12の重さの二酸化炭素を吸収してできています。例えばスギの場合、絶乾重量は約0.4ですので体積1立方メートルのスギ材の場合、0.4×0.5×44/12=0.73トンの大気中の二酸化炭素を吸収してできている事になります。
建坪30坪の在来木造住宅では、おおよそ20立方メートルの木材が使用されていますので、一戸あたり約15トンの二酸化炭素が固定されていることになります。



木造住宅に住むことは地球環境を守ることにも役立っているのです
● 我が国での二酸化炭素排出の約40%は電力と製鉄からのものです。
鉄は地下に埋蔵された酸化鉄の塊である鉄鉱石を、これまた地下に埋蔵された石炭から生成されたコークスで高温下で還元させて製造されます。この時点で二酸化炭素を大量に大気中に排出させます。製鉄工場が二酸化炭素生成工場といわれるゆえんです。
また、アルミニウムなど他の非鉄金属も同じ原理で製造されています。金属製造産業は、高温エネルギーを利用するために二酸化炭素を排出しているだけでなく、精錬そのものが二酸化炭素を大量に排出している実態に目を向けるべきです。
同じ体積の建築資材を作るのに、鉄は木材の330倍、アルミニウムは1375倍、セメントでは8倍のエネルギーが必要です。木造住宅を建てる場合、それら資材の比率が他の工法等と比べ少なくなり、その分のエネルギーを節約できる事になります。
そればかりか木造住宅は、それ自体に保湿、調湿性能があるので、冷暖房用のエネルギーも少なくて済みます。

● 日本政府は平成20年3月28日に2006年度温暖化ガス排出量の上位50社を発表しました。
それによりますと、温暖化ガス排出量のほぼ上位を鉄鋼・金属工業会社等が占めています。
この実状から見ても、鉄骨住宅や鉄筋コンクリート住宅に比べ、木造住宅に住む事が地球環境を守る為に重要か、お分かり頂けるでしょう。
※主な日本企業の温暖化ガス排出量
(1)JFEスチール 6029
(2)新日本製鉄 5933
(3)住友金属工業 2214
(4)神戸製鋼所 1742
(5)太平洋セメント 1455
(6)新日本石油精製 1053
(7)住友大阪セメント 928
(8)三菱マテリアル 893
(9)宇部興産 877
(10)日新製鋼 823
 以下略
(単位万トン)〈電力会社除く〉


木材の使用は地球環境を破滅から守るのです
● 住宅や家具として木材を使うことは、それが燃やされるまでは、空気中の二酸化炭素を、木材という形で吸収し、固定している事になります。 だから地球上の森林を適切に管理のうえ伐採し、それを資材として使用、伐採した後には適切な植林を行い、それを育てるというサイクルは 地球環境を保全する上で最も必要なことなのです。

繰り返しますが、森林は健全に育成維持しなければ荒廃して二酸化炭素を吸収しなくなります。木材を適材適所に使用することにより、森林は健全に育成されます。私達は、安全な、そして快適な木造住宅を普及させることが、私達にあたえられた使命と考え、日夜研鑽を重ねております。

ネズミとペンギン



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