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1. 木材には調湿性能があります。 |
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木材は湿度を常に55〜60%に保とうとする性質があります。 |
私たちの病気の原因となる細菌類、カビ類、ダニ類の繁殖は湿度と深く関係しています。 これらの菌は、湿度が50%のとき大半が死滅していくのに対し、高湿度でも、また低湿度でも、 長時間生存し続け、繁殖します。 アトピーなどアレルギーの原因となるヒョウヒダニの好適生育条件は、温度25度湿度85%です。 ダニや細菌類の異常発生を防止するには、湿度を70%以下に保つことが重要です。
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カーペットの内部に潜り込む細菌類 |
部屋の中の浮游細菌(大腸菌、黄色ブドウ状菌、緑濃菌など)は、ほこりと共にカーペットなどの内部に潜り込み、 人や者が動くと空中に舞い上がります。 ビニール壁紙や、カーペット、絨毯を木に替えることにより、確実に、ダニや細菌の数を大幅に減少させることが実験の結果分かっています。
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木材が呼吸して結露現象を防止 |
外気との温度差で起こるいわゆる結露現象は、衣類にカビが生えたり、家が腐ってきたりしますが、木造住宅では木材が呼吸しますのでほとんど起こっていません。 |