平成28年7月26日  刑罰の軽さから殺人等犯罪が多発!

どうして昨今は国内外とも凶悪殺人事件が多発しているのでしょうか。
今日も神奈川県相模原市内の身体障害者施設に元職員が未明に押し入りハンマーか包丁か刃物で無差別に19人を殺害、26名に重傷を負わせた。との報道です。
やり場のない怒りと悲しみで、朝から私の体調が悪いです。

そもそも、今のわが国の凶悪犯罪者に対する裁判の判決が誠に甘いと思うのは私だけでしょうか?
たとえ動機に同情酌量の余地があったとしても、他人の生命を奪ったことは、この世では死刑が原則。ということをはっきりさせていないところに問題があるように思います。

人の命を奪うということは、残された遺族の人生をも、ずたずたに切り裂いてしまっていること、法曹界の裁判官、検察官、弁護士などの裁判で罪に対する意識の甘さが、重犯罪を多発させている! と思われてなりません。
裁判のスピードを速くし、死刑の判決が出たら速やかに執行すること。死刑未決囚もいつ死刑が執行されるかと悶々として刑務所で暮らすより、気が楽だと思いますが・・・。中国の麻薬所持犯罪を少し見習うべきだと思います。

ついでに言及させてもらえば、現在沖縄の普天間基地移設問題で政府と沖縄県がもめています。
沖縄の軍事施設は日本国を護るために絶対必要です。
米軍基地も世界の秩序維持に必要です。
現在の日米地位協定では軍務に従事していたときの犯罪は米軍側に裁判権がありますが、少なくとも、軍務に従事していない犯罪の裁判権は日本側にあるわけですから、沖縄県も沖縄県以外の殺人罪は原則死刑、強姦罪も原則25年以上の懲役とすれば、自ずと米軍人の規律も守られ、犯罪は激減するのではないか?

さらに言わしていただければ、日本の警察官を沖縄県には倍増させる。監視カメラを倍増させる。飲酒運転等検問を徹底的に強化する。バー、クラブやいかがわしい飲み屋など飲酒場所を条例で制限する。歓楽街特区と基地とバスで結ぶ。これは沖縄県翁長知事権限でできるはずです。

若い女性が夜の一人歩きはなどは、沖縄県内外とも慎むべきです。男の心理を知らなさすぎます。沖縄県は沖縄県の女性にタクシー券、を配布したら如何でしょうか? その金額は政府に負担させたらいかがでしょうか? 自分の身は自分で守るという意識で自治組織を充実させてはいかがでしょうか? 私の自宅周辺では子供の通学に父兄が交通整理しています。費用がかかれば県や国に要求したらいかがでしょうか?

私の殺人罪や強姦罪などに対する刑罰の私の考え方の原理原則は次の文章から来るものです。



「人命は人命としか交換できない」

まず、国家とは「法」という強制力を伴った価値を共有するひとつの社会である。
そして、社会とは「個性を持った個人が集まることで、おのおのが欲する『事と物』を交換、分配あるいは共有のいずれかひとつの手段によって、平和的に手に入れる仕組みが存在する場所」のことである。

ここでいう事とは物以外の人間の行為などで、「欲する事と物」とは「価値」のことだ。
社会には、交換、分配、共有の3つの機能しかないのであり、人命は「造物主である神のものだ」と考える一神教徒の国以外では、個々人のものだから、分配することも共有することもできない。

したがって、社会的機能のうち残るのは交換だけだが、人命が限りなく貴重なものである以上、人命以外のものと交換することは許されるはずがない。

そして、人と人との関係は対等なのだから、なんら落ち度のない人を故意に殺した者は、自分の命を投げ出さなければならないことになる。

これが、ずっと続いてきた死刑制度の論理であり、これを覆す論理は現在も見あたらない。前述の「人命は造物主である神のものだ」と考えるキリスト教徒の国が、死刑制度廃止を世界中に押し広めようとしているが、それが「魔女裁判」「海外侵略」「人種差別」と同様の大きな過ちであることは、いずれ「歴史」によって証明されるに違いない。



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