平成28年5月30日  初夏雑感

年齢を重ねると時の流れはこんなに速いものか。そして私のまわりは日々変化してゆきます。

去る4月14日には震度7級の熊本大地震が発生し、死者約50名ほか熊本大分地方に大被害をもたらしました。まだ多くの罹災された方々が学校、公民館に避難し余震に怯えて不自由な生活を送っておられます。地震の震度や深刻さは阪神大震災に匹敵するというし、被害損害額は数十兆円とか。
被災で亡くなられた方に謹んで哀悼の誠を捧げます。また被災者の皆さんに謹んでお見舞い申し上げます。

私も貧乏所帯ながら、個人でも会社からも、宝友会からもロータリークラブを通じてからも義捐金拠出させていただきましたが、まだまだ足りません。
私は地震発生してすぐに内閣府のラインへ投稿しました。「大型客船や大型フェリーを総動員して被害に遭った方を収容していただいたら如何でしょうか? これらにはベッドもあるし、コックさんもいて食料の心配も要らないし…、余震の地鳴りに怯えることもない。政府が借上げてしまえば済む話です。船会社も台風が来れば欠航しているではないですか? 政府と船会社の良心と決断の問題です。」「さらに言わしていただければ日本のような地震国であり、且つどこからでも海が近く、港が近いという立地条件を生かして1000人位収容の大型客船を10艘ばかり造っておいて、普段は子供の教育研修の場や高齢者の2〜3泊の福祉宿泊に使用しておいて、非常時には災害発生の近くの港にかけつける。というのは如何でしょうか? また台湾、フィリッピン、タイ、ミヤンマーなどの近隣諸国も自然災害が多発しています。自衛隊の派遣と同時に一時避難所としてこのような客船を提供してあげるというのは…? 被害発生してからの体育館に収容したりしているより、はるかに快適で費用も安くつくはずです。」という案を差し上げました。皆さん如何でしょうか?

遡って4月22日には白髪橋・大阪木材会館にて木材業界を護っていただいている伊太祇曾(きと)神社・奥宮司さまと商売繁盛の神様・奥吉稲荷神社・吉田宮司さまをお迎えし、大阪木材会館敷地内にある両神社のお社で年に一度のお祭りがありました。私も木材業界の端くれとして参拝させていただきました。引き続き大阪木材業界の発展と家内安全を祈願させていただきました。

5月18日には木材業界の重鎮であり、大阪木材業界きっての成功者である朝日ウッドテック株式会社の創業者・名誉相談役の海堀寅一氏が享年89歳で逝去されました。まさに「巨星墜つ」の感、千里会館での通夜・ご葬儀はそれはそれは多くの参拝者がかけつけ、別れを惜しんだのでした。私は特に海堀さんが発起人の一人「一日会」という大阪木材業界の18名から成るオーナー会でご一緒させていただき、毎月1日には食事会でお目にかかるのを楽しみにしておりました。また同じリーガロイヤルホテルのヘルスクラブで毎日のように顔を合わしお話しさせていただいたのが昨日のように思い出されます。
もう入院がちで、足腰も弱くなりヘルスクラブにも来られず、一日会にも欠席がちになられた昨年はじめ、朝日ウッドテックのフロアーをある託児所建物に使うべく、私は秘書室に「今度の土曜日午後に展示場に見に行くから担当者に居ていただくようにお願いします。」と電話要請したところナント当日秘書と担当者と女子社員など数名従えて車椅子に乗って海堀オーナー自ら待っていてくれたのにはびっくり仰天しました。やはり海堀さんの商売に対する姿勢が違うとつくづく感嘆して辞したのでした。
「横尾さん、孫が卒業して銀行に少し勤めてうちの会社にくるようになりました。」「おじいちゃん、こんな立派な宝物のような会社作ってくれたんやなぁ。入社してはじめてわかった。おじいちゃんありがとう! といってくれましたんや。こんなうれしいことはありません。」
「横尾さん、今の医学では人間100歳まで生きれる。しかしそれには本人の相当の努力が必要ですよ。お互いに100歳までがんばりましょ!」と言ってくれていたのにあっという幕切れでした。

先日は大変お世話になった恩人・弁護士 谷澤忠彦先生の訃報を新聞で知りびっくりしました。横尾君に一度会いたいと秘書執事の西井さんから電話いただいていたのに… それに親族だけでお葬式も済まされたとか…
俺はなんでこんなにアホや???



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