平成27年1月24日  運の強い会社に・・・

  私にとって1月2月の冬は長い。毛穴が寒さで閉じてしまっているのか、皮膚呼吸が出来ていないのか、医学的なことはわかりませんが、とにかく重苦しく活動的でなく体調がすぐれません。完全に「陰陽」の「陰」です。
この「陰」状態が常夏の国バンコクなどへ行くと不思議に治まり、パーッと活動的になり「陽」に変ります。
ということで今年の冬も3回位はバンコク往復ということになりそうです。
早朝からゴルフ(バンコクは車渋滞あるので)、そしてマッサージ、タイ料理などの夕食後は、専らI podやI pad などで音楽聴きながら軽い読書三昧です。ボケッと至福の時間でもあります。
会社の図書室に増える一方の本の中から選び出したのは、もういささか黄色に変色した1988年発刊の「ツキを呼び込む100の法則」。を携えてバンコクへ。
ありきたりのツキを呼ぶ法則が並んでいるのですが、思わず膝をたたきたくなる項目もあります。

  (1) ツキの大部分は人脈を通じて生じる。  
(2) 成功者に接触せよ。
(3) 失敗者を援助してはならない。
(4) ユーモアのセンスは是非必要である。
(5) 成功には協力者の協力が必要である。
(6) 瞑想を習慣とせよ。
日常的意識から自分を解放する。
椅子に座りただ目を閉じているだけでも良いし、ヨギストのように端然と足を汲んでいるだけでも良い。瞑想により疲労した頭脳や神経が休まり、新たな直観とかひらめきが生まれる。
世の多くの成功者は直観力にすぐれている。
(7) 面白い! やれる! 元気だ! 安心だ! 平安! 感謝! 落ち着き! 
愛情! 自信! 微笑み! 時間はつくれる! 思いやり! 幸せだ!
(8) アイデアは直ちに行動に移せ。
(9) アイデアは質よりも量を多くせよ。
(10) 声の表情はツキと大いに関係がある。
(11) 利を与えず、自分に利をもたらすことはできない。
(12) 挑戦を続ける者に勝利は来る。

  等々、別に目新しくないといえばそれまでですが・・・いつも肝に銘じて人生を送っていく必要があると思います。
何せ私の周囲の友人にはあまり努力しているわけではないのに、やること為すことうまく行っている人がワンサと居られます。
私も会長としてほとんど細かい営業などにタッチしなくなりましたが、「会社の企業価値を高めること」「ツキのある会社にすること」「ツキ軌道からはずれないこと」に心を砕いています。
この「ツキ」とか「運」に関してはもう3回もこのブログ欄で取り上げています。
自分はツキのある人間だとは思っていませんが、ツキを最も大事にしたい人間です。
松下幸之助氏は松下電器初期のころ、社員の採用に面接で「あんたは、ついてる人間でっか?」と聞いて採用の可否を決めたそうです。
菜根譚の教えの中に「花は五分咲き」と教えています。
「花は半開を看、酒は微酔に飲む。この中に大いに佳趣あり。若し爛漫に至らば、すなはち悪境を成す。」
わが社もいつも五分咲きの状態にしておきたいものです。
わが社の事務所や玄関、CAD室、工場、倉庫など、あるいは社員の日常の言動にも「運が運を呼ぶ」というような雰囲気なのか今一度点検しなければならないと自戒しています。



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