平成26年2月9日  今年の避寒旅行はタイ・バンコクへ 

今年の冬は例年より随分寒く感じます。やはり自分の年齢のせいか???

この冬は風邪を引くまいと万全の態勢で臨んでいたのですが、ついに1月末あたりから例の自律神経失調気味の風邪症状になり、おまけに喉をやられ、丸一日は全く声が出ない、耳鼻咽喉科の先生のお世話になりました。抗生物質や咳止め、など4種類の薬を処方していただき、やや快方に向かいつつある中、そのままゴルフ仲間友人4名と予約に従ってタイ・バンコク旅行を決行致しました。
目的はゴルフ&マッサージ&タイ料理。


ゴルフ場は都心から30分余りのナバタニ・ゴルフ・コースです。アジアのベスト50ゴルフ場にランクされているとか…。
私は25年位以前に会員になっていました。当初は高額年会費を払い続けていましたが、そのうちに私が8年余り前の頭部出血による開頭手術を受けた頃から、年会費支払を止めてしまっておりました。昨年、クラブ側に事情説明したところ、親切にもある程度の違約金を支払って会員の権利を復活してもらったのでした。

タイでは1月2月が最も気温穏やかでゴルフには最高とか。
このナバタニ・ゴルフコースは誠にフラットな景観の素晴らしいホールが続きます。南洋桜の花が咲き乱れていました。
私が病み上がりという勘違いからか、私だけにはキャディーの他に無料でキャディー見習いをつけてくれ、カートへの乗り降りには手をつないで手助けをしてくれました。歩く時も手をつなぎながら歩いたのでした。もちろんそんな必要ないのですが、この好意を甘んじて受けさせていただきました。チップはこのキャディー見習いにも奮発いたしましたが…。

ゴルフの後は必ずマッサージ屋さんに直行。
そして夕食は飽きもせずタイ料理の毎日。
ホテルも名門ホテルではありませんが、交通・買い物に便利なセンター・ポイント21ホテル。この周辺では連日反政府デモが繰り返されていましたが、日本で報道されるほどでもなく、大きなタイ国旗を振り、マイクで大声で叫んでいるところへ数十人の群衆が取り囲んでいる程度でした。但し政府側で市内への車両進入規制などしているように伺えました。
このホテルの近くの道端には貧しい小さな子供が花を売ったり、物乞いしたりしていました。
私は百バーツ紙幣をポケットに忍ばせ、片っ端から配って走り去りました。
そういえば私に付いたキャディさんも27歳とか。両親も50歳位で次々亡くなり、結婚した夫も交通事故で亡くし、娘と二人暮らしとか…。発展途上国には可哀そうな貧しい人ばかりです。
貧富の差も激しそうです。
日本に住む人はホントに幸せ!と改めて感じ入りました。


ともかく同行の皆さんにお世話になりながら、4泊5日、ゴルフ&マッサージ3回楽しみ、風邪も見事に撃退し帰ってまいりました。

自宅から関西空港への往復は同行のNさんのレクサスで送り迎えしていただきました。
途中鳴尾の阪神電車踏切は開かずの踏切状態です。「何や! この踏切は!」といささかご立腹状態。
「私は毎日この踏切を渡って往復しております。もう慣れっこになっています。この踏切は神さんが私を辛抱強くさせるために作ってくれていると思って忍耐強く待っているのですよ」と苦笑返事しておきました。
それにしても、時間を金で買いながらひたすら働いて、社会に貢献している人たちから見れば、阪神電車は100年近くも無神経過ぎたと思いますが……。

この踏切も十年位先にはようやく高架になるようです。




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