平成25年3月26日  西本智美さん・庄司紗矢香さん コンサート in 台湾

最近になって紹介されて、すっかりファンになってしまった日本の誇る女性指揮者・西本智美さんが台湾でコンサート指揮するということで、お誘いを受け、年甲斐もなく ‘ 追っかけて‘ まいりました。
演奏は台北で一回、高雄で一回の演奏です。


西本智美さん後援会長 Sさん、それに友人Mさんと私の3人でまいりました。
我々3人は前々日から高雄の168mの高層・最高級ホテルGrand Hi Lai Hotelで宿泊、西本智美さんは既に五日前から主催者側の用意された別ホテルで宿泊しリハーサル漬けだったそうです。
ともあれ、私たちは重いゴルフバッグも担いで、関空から台北、そして新幹線に乗り継いで高雄へ参りました。
空港から新幹線への乗り継ぎの手配や荷物の持ち運び等、現地スタッフが用意周到に準備して下さり大いに助かりました。


到着日夕食は現地側の手配で海鮮料理が最もおいしいといわれ、日本人が高雄に訪れたら必ず立ち寄るというレストラン「海天下」。熱々の小エビ蒸し、空芯菜炒め、東南アジアでラプラプと称する魚の煮つけ・・・などどれもおいしかったです!

翌朝5時起床。朝食も取らず車で1時間あまり、「信誼ゴルフクラブ」へ。このゴルフ場は新設コースながら、なかなか整備された雄大なチャンピオンコースでした。
ゴルフ終了後、最も有名といわれる大規模のマッサージ専門店「左脚右脚」07-2265599へ。私の担当は中年の肥満男。大きな体しているのに、いくら「肘を使うな」「指で揉んで!」といっても肘で私の骨をゴリゴリするので、途中でキャンセルしました。
ホテルで一休みしているとS氏の超スイートルームから「お茶でも飲みませんか!」の電話。部屋に訪問すると西本智美さんとマネージャーでありピアニストの戎洋子さんが到着されており、5人でお茶をいただきながらおしゃべりしていました。
「ローマ法王に招かれ11月9日にはバチカン大聖堂でベートーベン第9交響曲を演奏することが決まりました。是非来てください!」「私が指揮するコンサートはユネスコが後援することになりました。」「テレビコマーシャルの仕事も入っています。」
久し振りの前向きの話ばかりで嬉しくなりました。
この日の夕食は同行のS氏の旧友・事業提携者の台湾きっての財閥オーナーKさん招待の15名位の夕食会に招かれました。場所は Grand HiLai Hotel 最上階特別室。メインゲストはもちろん西本智美さん。
豪華な洋食&中華料理。特に小鍋のふかひれスープはヒレの厚さが1センチ以上直径10センチそしてコクのある味つけは誠に圧巻でした。次から次へ豪華料理が運ばれてきました。
飲み物は赤ワイン。一本10万円はすると思われる2002年のマルゴーを20本くらい初めから開栓されていたのにもびっくりしました。
主催者側の台湾人オーナーからこのワインは渡辺淳一の不倫小説で心中するとき最後に飲んだワイン、との紹介を受け、「えーっ! 台湾の人まで良く知っている!」と一同感嘆しきりでした。もちろん西本智美さんもご存じでした。
出席者一同大いに飲み、大いに食べました。私も色々な食事会に出席させていただきましたが、最高の料理内容でした。
食事終了後、同行のNさんは中国語の勉強!とナイトクラブへ消えてしまいましたが、Sさんと私はホテルと同じビルにある漢神百貨店内を見学させていただきました。夜は10時まで営業、台湾の事業家が中国本土で大いに金儲けして、この百貨店で貴金属など一回で1億円の買い物をする金持ちもいるそうです。
話を聞いているうちに台湾政府側が取っている中国政府に対する融和策の謎が解けてきました。台湾の人は上海などで不動産やその他事業で莫大な利益を得て、その富をまた中国本土に投資しているという相関図が浮き彫りになってきました。
もう台湾経済は中国本土抜きに成り立たなくなっているようです。中国政府をうまく利用しようとしているようです。「資本主義・自由主義対共産主義」イデオロギーの問題でなくなっているようです。


翌日も朝6時起床。高雄での名門コース・高雄ゴルフ倶楽部へ。プレー終了後また同じマッサージ店「左脚右脚」へ直行。今度は女性マッサージ師を指名しました。上手なマッサージ師で私は直ぐ寝入ってしまい、何処をマッサージしてもらったのか分からず終了となりました。


この夜はいよいよ西本智美さん指揮のコンサートが始まります。
我々は軽めの夕食をいただいて会場・高雄文化中心至徳堂という高雄唯一のコンサートもできる立派な大ホールへ馳せ参じました。開演前からホールの前は人だかりができています。結局超満員の観客になったのにはびっくりしました。

曲目はまず、スメタナ作曲 歌劇「売られた花嫁」より序曲。
そして庄司紗矢香さん演奏のドヴォルジャーク作曲「ヴァイオリン協奏曲」イ短調 op53

庄司紗矢香さん、あの小さな体をいっぱいに使ってのメリハリのある力強いヴァイオリン演奏に魅入りました。まさに紗矢香さん自体がヴァイオリン楽器のような「人器一如」の印象を受けた次第です。

最後にリムスキー・コルサコフ作曲 交響組曲「シェへラザード」op35

先の2曲とも西本智美さんの指揮ですが、その指揮ぶりは聴衆を惹きつける前にまず各演奏者を惹きつけてしまっているようでした。各演奏者の態度が指揮者を中心にらんらんと輝いているようでした。私は素人で演奏の上手下手はわかりませんが、テンポの良い演奏ぶりでした。シェへラザードは最初の勇壮な部分と最後のドラマチックな部分は何度も聴いたことがありますが全編通して聴かせていただいたのは初めてですし、この曲は千夜一夜物語のシェヘラザード王妃のことや嵐の海難に遭難した様子を4楽章に分けて表現しているようですがよくわかりません。最後は波静かな海を表現しているようでありました。曲を聴きながら物語を想像していると、折角の西本智美さんの華麗な指揮ぶりを見るのがおろそかになるので、そちらを優先してじっくり聴かせていただきました。

演奏終了後、観客の声援もすごく、総立ちで拍手・歓声が続きました。
庄司紗矢香さん、西本智美さんのサイン会が開かれました。特に西本智美さんの人気はすごく300m 以上の長蛇の列ができていました。


誠に有意義な音楽鑑賞旅行でした。
お招きいただいたSさん、台湾側財閥のKさんはもちろんのこと、親切にお世話いただいた現地の台湾人スタッフ、漢神百貨店のみなさま、漢來大飯店ホテルのみなさまにもお礼申し上げます。




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