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ロータリーの職業奉仕はロータリー哲学の根幹をなすものであり、職業奉仕を語ることはロータリーを語ることにもなりますことをお許し下さい。
ロータリーの目的を一言でいえば「奉仕の理想の追求」、「職業奉仕の推進」であると言われています。
しかも、皆さんよくご存じのとおり、ロータリーは「We serve」ではなくて、
「I serve」だと言われています。
ロータリーの奉仕は各自の日常の職業のなかで、実践・推進することが求められています。
ロータリークラブで会員が一緒になって行う奉仕活動は、奉仕の練習であり、奉仕の習慣・くせをつける。奉仕を各自の体に浸み込ませるためのものであると考えて良いと思います。
ロータリーにはその「定義」、「綱領」、そして行動基準がはっきり示されております。
ロータリーの定義は・・・ロータリーの手続き要覧の第三章や私たちの名簿にも最初に記載されています。
「ロータリーは人道的な奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的水準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目ざした、実業人および専門職業人が世界的に結び合った団体である。」としています。
そして続いて「ロータリーの綱領」が定められ、記載されております。
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第一 |
「奉仕の機会として知り合いを広めること。」
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第二 |
「事業および専門職務の道徳的水準を高めること。」
「職務を通じて社会に奉仕するため、その業務を品位たらしめること。」
ロータリークラブは個人個人の職業倫理を高めることを求めています。
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第三 |
ロータリアンすべてが、その個人生活、事業生活および社会生活に常に奉仕の理想を適用すること。
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第四 |
奉仕の理想に結ばれた、事業と専門職務に携わる人の世界的親交によって、国際間の理解と親善と平和を推進すること。
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一言でいえば「ロータリーの目的は職業奉仕の推進」であり、「職業奉仕」抜きではロータリーはあり得ない! ということであります。 |
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