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★ 平成24年7月4日 安岡正篤哲学に学ぶ(4) 「思考三原則」 「六験」 |
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「思考の三原則」
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一、 |
長期的にものをみなくてはいけない。
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二、 |
ものを一面でみてはいけない。総合的にみなくてはいけない。
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三、 |
物の本質をみなくてはいけない。枝葉末節にこだわってはいけない。 |
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「六験」
(秦の始皇帝の師:呂不偉の「呂氏春秋」という書物)
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之を喜ばしめて、以って其の守を験す。 |
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(喜ばせてみれば本文を守れる人かどうかわかる。喜:本能的感情)
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之を楽しませて、以って其の僻 (へき)を験す。 |
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(楽:理性が入っている。僻:かたよる)
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之を怒らしめて、以って其の節を験す。 |
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(節:おさえる)
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之を懼(おそ)れしめて、以って其の特(独)を験す。 |
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(すぐ頼りたくなる男か? 独立性があるのか?)
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之を哀しましめて、以って其の人を験す。 |
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(悲しいときにその人のすべてが出る。)
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之を苦しましめて、以って其の志を験す。 |
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(志:千辛万苦に耐え自分の理想を遂行してゆく) |
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