★ 平成24年5月17日　　金のなる木 私の所属する大阪西ロータリークラブに小林四郎さんという96歳になる会員（名誉会員）がいらっしゃいます。長らく住友電設の社長・会長を務めておられた財界人です。 毎週月曜日のロータリークラブ例会には、西宮のご自宅から両手で杖を二本つきながら阪急電車を利用して欠かさず出席されています。 小林さまが西宮カントリークラブの役員をされている時期に、私もメンバーだったという関係もあり今でも特に親しくさせていただいております。 小林大先輩が「金のなる木」をいっぱい育て、後輩に配っておられることを私も承知しており、20年位以前に一度いただいたことがあります。 たまたま、もう2ケ月も遡りますが、小林さまとの会話の中で、また「金のなる木」に話題がおよび、また頂くことになってしまいました。 「いやぁ、小林さん、もう私もこの年齢になり、お金にはあまり縁のない男であることを承知しておりますので・・・。」 「まあそんなこと言わないで。これは縁起の良い植物だから、あなたに差し上げますよ。」 「・・・有難うございます。ゴルフの帰りにでも取りに寄せていただきます。」ということで頂くことになりました。 そのまま1ケ月半ほど経過しました。私も覚えておりましたが、「そのうちに・・・」と思っていたところへ、小林さまから自宅に「いつ取りにくるのですか？」と電話いただき、慌てて本日ゴルフ帰りにご自宅に取りに寄せていただきました。小林さまご夫妻、それに（多分）娘さんご夫婦の歓迎を受け、そしてりっぱに育った盆栽のような「金のなる木」鉢植えをいただいた次第です。 「この木は幸運を呼ぶ木ですから、大事に育てて下さいよ。できれば花を咲かせて下さい。」 「はい、有難うございます。」 ということで早速、会社の玄関口に飾らせていただきました。 「カネのなる木」というのは、葉が小判のようであることからの俗称だそうです。 以下、小林大先輩の書かれた「金のなる木」の説明文を添付させていただきます。 「金のなる木」の育て方 正式名 フチベニベンケイ（縁紅弁慶 ＝ 端蝶） ベンケイ草科　クラッスラ属の多年生の多肉植物 俗称 「金のなる木」「あですがた」「花月」「べんけい木」 「クラッスラ」 マネーツリー（米国）　ダラープランツ（米国） ジェード・ツリー（米国）　ハワイアンジェード（ハワイ） 原産 南アフリカ　及び　マダガスカル島 1. 土質 あまり選びませんが、水はけのよい土。 2. 日照 南方の植物ですから直射日光にできるだけあてること。 日光が最高の栄養。 3. 温度 霜や雪に直揮ふれると凍傷を起こして枯れる。 冬は部屋の中にとりこむこと。南側の窓辺が最高。 4. 水やり 乾かし気味に管理する。鉢の表面が乾いたらやるのを原則とする。夏は2〜3日毎に、冬は7日に1度やる程度。 5. 肥料 植える時、鉢の底に油かすか化成肥料を。あとは鉢の表面に置肥か液肥を時々やる。冬は不要。 6. 植えかえ 大きくなるにつれて大きい鉢に植えかえてゆく。 春から秋の間は陽当たりのよい屋外（庭）に植えてもよい。 7. 整枝 幹の下部から横に出る枝は切り、1本または2本仕立てにし、幹を太くする。こみ合った枝は適時切り取って形を整える。切り取った枝を挿し木すると容易に増やせる。 8. 開花 3〜4年すると、12月に白い可愛い花が咲き、3ヶ月位咲き続ける。 （花を咲かせるためには、7〜9月に水やりを極端におさえる。） 「金のなる木」に花を咲かせる方法 3〜4年たって、幹が太くなり、花の咲きうる成木になったところで、次の処置を施す。（幹の直径が5cmが目処） 1. 花芽は9月の下旬頃に定着するので、7〜9月には水やりを極端におさえる。肥料もやらない。（試練を与える） 2. 即ち、鉢を陽がよく当たり、雨のかからないところに置いて、水やりは2週間に1度位にする。（一番水をほしがる時に水をやらない。） 3. 花を咲かせるためには、陽がよく当たることが絶対条件なので、もし雨のかからないところに置けない場合は鉢の中に雨水が入らないように幹にスカートをはかせる等処置する。 4. 9月下旬に花芽が定着するので10月になったら水は普通にやってよい。（週1回位） 5. 12月初、霜・雪をさけて室内にとりいれる。 6. 12月初め頃、花梗がのびて花が咲き始める。 7. 花は3月に散ってしまうが、同じ処置をすれば毎年花をつける。 以上 目次へ戻る info@fuyol.co.jp ホーム 在来工法プレカット 金物工法プレカット 特殊加工プレカット 等 耐震門型フレーム 等 地球温暖化と木材 健康と木造住宅 会社情報 お勧めリンク 横尾会長の天地有情 当社プレカットによる施工例写真 　社員のブログ天国