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大阪音楽大学の定期演奏会で、同大学が近々100周年を迎えるということで、特に力を入れたオペラ・「魔笛」が7月8日と7月10日の2回にわたり上演されました。
会場は大阪音楽大学内のザ・カレッジ・オペラハウス。
本格的なコンサートホールです。
今回はいつもわが社・フヨウプレカットのクリスマスパーティーや大阪西ロータリークラブ、宝塚ゴルフ倶楽部宝友会のパーティーに来て歌ってくださる、オペラ歌手・高嶋優羽さんが出演されるということで鑑賞して参りました。
会場は超満員。在校生は立見でと看板に表示されていました。
高嶋優羽さんは若くてまだ関西二期会の準会員でありながら、次々とオペラの主役に抜擢され、NHK・FM全国放送やNHK・BSなどメディアにもたびたび登場し、いまや関西を代表するオペラ歌手と紹介されています。
このブログも優羽さんのホームページとはリンクし合っています。(優羽さんは本番のお稽古やドイツ語の勉強が大変で、ブログがなかなか書けないらしいですが・・・。)
高嶋優羽さんは今回の「魔笛」でも、主役のパミーナ役。
捕らわれてしまった王女・パミーナをある国の王子が奪還する恋物語ですが、あら筋は面白くもなく、また善者と悪者が入れ替わったりして、あまり筋が通っていません。
しかし、それでも面白い。ギリシャ神話に出てくる美しい王女プシケを思い出し、鑑賞していました。それぞれの役のアリアも多いですし、モーツアルトの作曲の素晴らしさを堪能できました。
コロラトゥーラ・ソプラノの代表的なアリア「夜の女王のアリア」はあまりにも有名です。
そして今回の演出家(岩田達宗氏)は妥協を赦さず、稽古に稽古を重ねたということで、私には完璧な最高のオペラだと思いましたし、出演者それぞれのレベルが高い! と感じました。
私の応援している高嶋優羽さんの歌は一段と伸びやかで上手くなり、優羽さんの上品さや良さが存分に発揮された「魔笛」となった、と感動しながら帰途につきました。
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