平成23年1月5日  今年のわが社の基本方針 「兎より亀!」

明けましておめでとうございます。
何かしら少し憂鬱なお正月です。日本という国が衰退の一途をたどっている。日本の財政も破綻状態、なのに民主党内閣の人気取りばらまき施策だけ、国防理念も外交理念もなくふらついている。普天間基地問題は??? 「自分の国は自分で守れ!」 「戦争中戦後の食糧難、あの貧しさからみれば現在の日本は天国ではないか!」 「働かないでも車を持ち、贅沢している若者がワンサと居る!」 「パチンコが庶民を蝕んでしまっている!」 など等 日本の行く末を思うと憂鬱な気分にならざるを得ません。

わが社の基本方針だけはしっかりと建て、全社一致で邁進しましょう。
今年の干支は卯・うさぎ年です。わが社はあくまで「ウサギより亀!」。ひたすら亀のようにのろい鈍い歩みを、しかし確実な歩みを続けていきたいと考えます。
わが社の主たる業務内容は木造住宅プレカット事業です。このプレカット業界も完全に設備過多、供給過剰となってきています。
一方原材料はどちらかというと寡占化が進み、商品開発力があり品質管理の行き届いた、内外の大手集成材メーカーや、大手製材工場が供給面の価格主導権を握っています。(といってもマーケット動向には抗すことができませんが・・・)
また一方、販売力のある大手住宅メーカーや大手ハウスビルダーが需要面の価格主導権を握ってしまっています。(といって玉がなければ鉄砲も撃てませんが・・・)
この峡間で、息も絶え絶えに生き残っているのが私たちプレカット工場です。当然のことながら、業者間の生き残り競争はますます激しくなってきています。
このため、わが社は昨年までプレカットに関して矢つぎばやに合理化投資を先行させてきました。
今年はじっくりとその成果を確かなものとする年だと言えます。
プレカット事業で大きな収益を上げていくというのはとても無理と思います。
それならば少なくともわが社のお客様に喜んでいただけるように、お客様の収益に貢献できるように考えて行動しましょう。
幸い当社はそれなりの賃貸物件を保有して経営基盤は強固であります。
それに甘えることは禁物ですが、まずお客様のためにわが社は存在するという「存在理由」を確固たるものにしたいものです。
「どこよりも安心」 「どこよりも確実」 「どこよりも迅速」 「どこよりも真心」

とくに、とくに今年は全社あげて 「思い込み」 「早やトチリ」 「ひとりガッテン」 「確認の省略による思い違い」 の根絶に取り組みます。
お客様からの「信頼できるフヨウプレカット」 との評価をますます高めていくため、「誠心誠意」 全力で自分の仕事に打ち込んでいれば、自ずと道は開かれます。


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