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大阪梅田の Mister Kelly's というライヴハウスでロータリークラブ仲間の安積寛さんがライヴをされるというので聴きに行きました。
彼は安積濾紙株式会社というりっぱな優良会社の社長で青年実業家として多方面で活躍されています。
その傍らポップス音楽を愛され、ヴォーカリスト、ピアニスト、ギタリスト、として活躍されています。
当日は彼が作詞・作曲した作品を歌われたのですが、ホントに上手く、すごいなぁと感心して聴かせていただきました。
作詞・作曲、歌、ピアノ、ギター、ウクレレ、ハーモニカ・・・とまさに天才肌の男です。
音楽での芸名というかニックネームはAnjiというらしいのですが、トークで自分で気に入っているところを見ると名づけ親は自分自身なのでしょう。
私は約30年前、アジアで最も古い名門ゴルフ倶楽部・マニラゴルフ&カントリークラブの会員になったことがあります。
入会審査でいよいよ最終審査で副理事長(理事長は時の大統領で当時はマルコス大統領)以下の理事(ほとんど白人でした)が居並ぶところで面接を受けました。私は必死に自分の職業紹介やフィリッピンでの活動状況を説明しました。
そして、最後に理事の一人が「Mr. Yokoo 、この倶楽部では会員同士親しみを増すために、メンバーはニックネームで呼び合うことになっている。あなたにニックネームはありますか?」
「いいえ、特に持っていません。」
「それでは我々から与えましょう。我々はあなたを Jack と呼ぶことにします。」
「???」
「フィリッピンの木材製品を日本に輸出している、あなたは ' Lumber Jack ' , Mr. Jack と呼ぶことにします。」
私は苦笑しながら笑顔握手で別れました。
ホテルヘの帰途、「俺は千人近い現地人を雇用して、現地従業員からもそれなりの信頼と高い評価を受けている、と思っていたが、そうかぁ、見る人が見たら、俺はハイジャックのジャックかぁ〜。」
遠い昔の思い出です。
話は横道に逸れてしまいましたが、安積さん、素晴らしいライヴ演奏有難うございました!
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