平成22年10月23日  月見の宴

一月遅れの十五夜満月です。

宝塚ゴルフ倶楽部に「宝友会」というプライベー卜同好会(会員92名)があります。
この宝友会では一月遅れの満月の夜、家族懇親の「月見の宴」を開催致しました。参加者43名。幹事役は森山隆輝会員。
場所は宝友会会員・林政昭さんがオーナーの西宮市船坂の「桂山荘」。
ミシュランから今年新たにランク入りを果たした料亭です。西宮・宝塚から有馬に通じる閑静な山間にひっそりとこの料亭は佇んでいます。

いつもは宝友会・家族懇親会といえば、必ずソプラノ歌手やテノール歌手に来ていただいて、オペラアリアなどを歌っていただいております。
しかし、幹事役の森山隆揮会員の発案で、今回は会員およぴご家族の演奏を鑑賞しようということになりました。
ワインをいただきながらの音楽会。
トップパッターは眼科医学の権威・遠谷茂会員のシャンソン独唱。ピアノ伴奏はお嬢様の遠谷真理様。ジョルジュ・ムスタキ作曲の「ある日、恋の終わりが」という曲でした。男の感傷を表現したいとのことでした。「ある日恋は終わる。恋ははかないもの。恋はかなしいもの。忘れられない愛しい姿。今では遠い夢」。切々と歌われました。「へえーっ、センチメンタルな歌ですね! 遠谷先生はこんな恋の思い出をお持ちなのですね。 もしかして・・・?」とのご婦人方の感想でしたぁ〜。

次に登場したのは産婦人科病院を経営されている大原太郎先生と奥様の大原玲美様の
フルート演奏でした。
曲目はハイドン作曲「セレナーデ弦楽四重奏曲17番作品3の5第2楽章」、山田耕作作曲の「赤とんぼ」、フォーレ作曲の「夢のあとに」でした。
大原夫妻は「習い始めて4年、まだまだ人前で演奏すると震えます。」とのコメントでしたが、なかなかのものでしたよ。伴奏は嫁の大原亜樹子さんでした。

その次は小児科医で尼崎医師会会長・高原周三会員夫人の高原啓子さまのソプラノ。大阪音大卒業で往年の歌唱力で歌い上げていただきました。
プッチーニ作曲「私のお父さん」、加藤まさを作詞・佐々木すぐる作曲の「月の砂漠」、フェルナンド・オプラドルス作曲「小さな花嫁」。本日の主役で、その歌唱のすばらしさに一同感動して聴きいりました。ピアノ伴葬は大原亜樹子さんでした。

そしてお食事。さすがミシュラン推薦の和食。おいしくいただきました。塩と氷の固まりに擦り付けた新竹のお猪口は青竹の香りもして、その銘酒は更に味わい深く、しかも趣きのあるお酒でした。
食事もそこそこに大広間縁側から庭に出てみると、夜空にぽっかりと満月。
庭園で更にワインと日本酒をいただきながら、秋の心地良いそよ風を受けながら、そしてピアニスト大原亜樹子さん演奏のペートーペン「月光」、モーツァルト「ピアノ協奏曲21番第2楽章」、ショパン「ノクターン20番遺作」のピアノ演奏を聴きながら満月を心ゆくまで楽しみました。
最後に高原夫人指導のもと、参加者全員で「荒城の月」を合唱してお開きとなりました。


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