平成22年10月16日  戸田弥生さんのヴァイオリン演奏会

今年の大阪西ロータリークラブの会員懇親会は、淡路島「ホテルアナガ」一泊旅行でした。
三枝輝行会長引率のもと、例年より少なめの23名の参加でした。
当ホテルは日本のリゾートホテルとしてベストテンに入る程洗練された、快適さを追求したホテルです。
特にフランス料理が有名で、今回も当地産魚介類や牛肉、野菜を中野国昭シェフのあくまで素材の旨味を引き出すことにこだわった調理で私達を堪能させてくれました。
三枝会長が最高級ワイン(フランス産地で樽買いしたそうです)を持ち込んでいただき、賞味させていただきました。

その席でヴァイオリン演奏があるとは聞いておりましたが、誰が演奏して、演奏曲目が何なのか全くわかりませんでした。予めのプログラムも配布されませんでした。
いきなり女性のヴァイオリニス卜が出てきて、一礼して演奏を始めました。
しかし、いざ演奏が始まると、その演奏はスケールが大きく、それでいてきめの細かい繊細な丁寧さを持ち、そして時には情熱的であり、時には哀愁を帯びた演奏で、まさに作曲家と演奏家とヴァイオリンが一体となり、曲を醸し出しているのだ! と感じ入りながら、聴かせていただきました。

帰宅してから戸田弥生さんのホームページを開いてみました。やっぱり情熱的な演奏で日本を代表するヴァイオリニストでした。
当日のプログラムは演奏が終了してから配布されました。もっと早く配って欲しかったです、松岡幹事さん!
まあっ、2番目のバッハの曲以外は有名な曲ばかりでしたから・・・しかしそのバッハの曲が一番心にしみいりました。それもそのはず、その曲はパッハが奥さんを亡くされた直後に作曲した曲だそうです。

プログラムは


(1)

ドビュッシー 「亜麻色の髪の乙女」
(2)


J.S.バッハ  無伴奏 Violin パルティータ No.2より 
「ジャコンヌ」
(3)

マスネ 「タイスの瞑想曲」
(4)

ショパン 「ノクターン20番 遺作」
(5)

ブラームス 「ハンガリー舞曲 5番」
(6)
サラサーテ 「チュゴイネルワイぜン」


なお当日演奏に使用された楽器は、1740年製のピエトロガルネリという名器で、戸田弥生さんが所有主の上野製薬株式会社から特別に貸与されているとのことでした。道理でその音色は素晴らしかったです。
変幻自在の戸田弥生さんの手にかかると、ヴァイオリンでありながら、時にはチェンバロになったり、チェロになったりして、私には聴こえましたぁ。
至福の秋の一夜でした。


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