平成22年9月4日  大阪上本町に新歌舞伎座オープン!

このほど大阪上本町に、近鉄が新築した複合ピルの中に、装いも新たに新歌舞伎座が完成しました。大阪難波御堂筋沿いにあった新歌舞伎座を移転させたものです。昨日3日が柿(こけら)落とし初日ということで、本日4日はその2日目で大阪木材業界の圣営者会・一日会の皆さんに連れられて行って参りました。赤色を基調としたりっぱなセンスのある施設で大阪にまた名劇場ができました。

柿落とし歌舞伎公演の出し物は市川猿之助一門の「太閤三番曳」「連獅子」「義経千本桜・吉野山」の舞踊歌舞伎でした。「太閤三番曳」での松の丸役の市川春猿や北政所役の市川笑也、そして「高野山」での静御前演ずる市川笑三郎などの女形のあでやかな舞にただただうっとりと見とれていました。素晴らしかったです。

ただ気になったのは、長唄や清元などの唄い手が素人の私には聴くに堪えないほど下手くそに聴こえました。声が出ていないし、声に伸びや艶もなく、高音になればかすれるし、そもそも発声練習しているのかなあ、と思いました。舞踊と落差があり過ぎ、あれでは踊っている役者さんがかわいそうで、正直落胆しました。

私はよくオペラコンサートを鑑賞するのですが、テノール歌手もパリトン歌手にしても声量豊かですし、歌唱力も比較になりません。オペラ歌手たちは観客の少ないコンサートに向けてでも.必死に辣習して研鑽を重ねています。
「もともと彼等の発声の練習量と違う!」「芸への取り組み方が違う!」と感じて帰ってきました。


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